代襲相続人との関係練馬区のM様
高齢社会になると、90代のご両親が相次いでなくなった時、相続人の方々が70代でご兄弟のうちすでに亡くなっている人もいる、という事態は珍しくありません。
その場合 相続人にお子様(お孫さんに当たります。)がいれば代襲相続が発生します。そしてそのお孫さん(代襲相続人)と祖父母(被相続人)の関係が遠く、また親が亡くなってから親戚関係が疎遠になっていると、相続の話し合いがまとまりにくいこともあります。
親の入退院、介護や日常の世話を見てきた70代の子供と、父親が若くして亡くなって以来、親族関係は疎遠になっていたが、現在お金のかかる子育て世代の40台のお孫さんに当たる人が代襲相続人である相続のご相談がありました。
こうした場合、金額の多寡にかかわらず、丁寧に話し合わないと遺産分割協議はまとまりません。疎遠な親族だからと言って、軽微に扱うと心情を害していらぬ紛争になりかねません。そうならないよう誠意をもって話し合いを進めました。