先祖伝来の土地を血族に承継させたい埼玉県O様
ご相談にいらしたO様はすこぶるお元気な様子ですが、ご自身親の相続で大変な苦労をしたので子供たちには面倒をかけたくないと、不動産の相続の相談にいらっしゃいました。先祖代々続いている土地を血のつながった者に代々残していきたい。長男は 親の面倒を最後まで見て埼玉に住むと言ってくれるが、長男夫婦には子供がなく、長男に何かあったら、嫁さん(姻族)の方に財産がいくのか? 次男夫婦には孫もいて嫁姑関係も問題ないが、仕事の関係で埼玉に住めないと言っている、ということでした。代々の家屋敷を 血のつながった者に繋げたいという思いはあっても、子供さんたちもそれぞれの人生を築いています。Oさんがお元気なうちにまず家族でオープンに話し合いそれぞれの気持ちを伝えあっておくことが肝心です。お互い話し合う事でOさんやお子さん方の生まれ育った土地への思い入れも変わっていくかもしれません。